完全に個人的な見解。


● 良い環境
多様性があるの方が楽しいとか色々言われてますが、
俺にとっては『Tier 1のデッキが1~2個の環境』が良い環境です。


▼ ソリューションの話
ブロック構築の話を出すのもアレなのですが
http://mtgwiki.com/wiki/%E3%82%BD%E3%83%AA%E3%83%A5%E3%83%BC%E3%82%B7%E3%83%A7%E3%83%B3

昔こんなデッキがあったそうです。
環境を定義する「火炎舌のカヴー」をメタって「真紅の見習い僧」をガン積み。
こーいうカードパワーの低いカードで相手を翻弄するデッキを
魅力的に感じる人も少なくないと思います。

今このようなデッキをスタンの場に持ちこんだとしましょう。
フルボッコにされてオシマイです。


▼ Tier 1が複数ある環境のデメリット
まずはスタンダードの話。
アタルカレッド・アブザンアグロ・ダークジェスカイ・マルドゥグリーン
これらの相手を搔い潜れるようなローグデッキはあるのだろうか?という話。
Tier 1が複数あると構築できないデッキがたくさんあるのです。

これはモダンでも同じ話。
双子とBGとトロンやスケシが睨めっ子している環境。
これら全てのデッキに対する解なぞ(最近出ましたが)本来無いものです。

Tier 1の睨めっこを楽しむ人達にとっては良い環境なのですが、
これを理由にモダンに参入できない人もいるはずなんですよね。

Tier 1が複数あることを「環境の多様性」があると言うかどうかは人によりますが
俺は無いと断言しちゃいます。


▼ 双子の禁止
「双子を苦手とするデッキが駆逐されて多様性が失われたから、禁止」
公式の見解のどこが間違っているのだろうか?
要はTier 1の一つをTier 2に格下げすることによって
ソリューションデッキを組みやすくしたわけです。

Tier 1の1つである双子が禁止されたお蔭で
トップメタの駆逐方法は分かりやすくなりました。

当初、双子禁止で隆盛すると思われた「トロン」と「風景の変容」は
『土地を攻める』という共通のソリューションにより
「ジャンド」や「マーフォーク」、「デルバー」に完全に喰われた形になりました。

これこそベストな環境。

トップメタを使う側に回るか、トップメタを喰う側に回るか・・・
トップメタ同士で睨めっこするよりよっぽど盛り上がると思うんですよね。


これ機に双子を戻せという意見はあるけど
双子は二度とモダンの場に戻しちゃアカンやつなんです。


▼ 現在のモダンのエルドラージ一強について
こんな感じで双子禁止以前のモダンの環境に辟易としていたので
今回のこの結果は個人的には嬉しい。
単に既存の見飽きたデッキが悉く駆逐されただけじゃないか。

トップメタが1つだけ。非常にわかりやすい。
対処の仕方を考えている人も多いはず。
罠橋を使う?崇拝を使う?エルドラージをうまく喰えるデッキはないか?
こうやって面白いソリューションは生まれていくのだと思います。


とは言え今のモダンのエルドラージはやりすぎな位最強なので
ソリューションが生まれなかった場合はモダン暗黒時代第二部の開幕となるだけですが。

コメント

nophoto
通りすがり
2016年2月8日20:28

モダン未経験者さんは好き勝手適当なこと言えていいですね。
でもいいじゃないか、人間だもの。

村人x
2016年2月8日23:05

トップメタが一つだけになると、
みんなそれしか使わなくなるからねぇ。
一時期のタルモみたいに、相手も使うから自分も使うみたいな。

多様性ってのはどのデッキにもワンチャンあるみたいな感じかもね。

KYK
2016年2月13日9:46

エルドラージつかってる知り合いが
「強すぎて申し訳ない、なんか禁止にすべき」
「双子は明確なサイドがあるからまだかわいい」
なんて言っているぐらいなんで、暗黒時代まっしぐらかも…

ヒロシ
2016年2月13日19:11

>> 通りすがり さん
好き勝手言ってますサーセン。
モダンはBFZ前までは少し齧っていたのですが、あまり面白い環境とは思えなかったので。

>> 村人x さん
みんなそれしか使わなくなっちゃうのは確かにアカンことですね・・・
1回戦も2回戦も3回戦もエルドラージ・・・みたいな感じだと
流石にウンザリしちゃいますし。

双子以前のモダンは色々なデッキにワンチャンあったものの
それ故に新しいデッキが入る隙間が無いような窮屈さを感じました。
と思ったら非常に厄介なデッキが台頭したのでビックリなのですが。

>> KYK さん
双子は露骨に対策カード刷られた感じありますね。引き裂く流弾とか。
エルドラージは無色なんでその辺の対策カードが全然引っかからないのが怖いです。
ペインターとか崇拝とかの値段が高騰しましたが、これらも明確ではないですし。

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